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パウル・クレー おわらないアトリエ展

東京国立近代美術館で開催中の「パウル・クレー おわらないアトリエ」展を先週末鑑賞してきた。

パウル・クレー おわらないアトリエ 展

パウル・クレー おわらないアトリエ 展

スイス生まれの画家パウル・クレー(Paul Klee, 1879-1940)は、
長らく日本の人々に愛され、これまでにも数多くの展覧会が開催されてきました。
それらの展覧会では作品の物語性や制作上の理念が詩情豊かに詠われ、
多くの人々にクレーの芸術の魅力を伝える役割をはたしました。

国立近代美術館で初となる今回のクレー展では、今までの展覧会成果を踏まえた上で、
これまでクローズアップされてこなかった
「クレーの作品は物理的にどのように作られたのか」という点にさまざまな角度から迫ります。
この観点から作品を見てみるならば、視覚的な魅力を体感できるのみならず、
その魅力がいかなる技術に支えられているのか、ということまでもが明らかになるでしょう。

「パウル・クレー おわらないアトリエ」展は、
パウル・クレーの作品約180点を、主に、作品の制作過程、使用技法等に焦点を当てて紹介する個展である。

展示構成
第一部 現在/進行形 ー アトリエの中の作品たち
第二部 プロセス1 写して/塗って/写して ー 油彩転写の作品
第三部 プロセス2 切って/回して/貼って ー 切断・再構成の作品
第四部 プロセス3 切って/分けて/貼って ー 切断・分離の作品
第五部 プロセス4 おもて/うら/おもて ー 両面の作品
第六部 過去/進行形 ー “特別クラス”の作品たち

クレーの作品には
素朴で、叙情的な(そしてときに子供っぽい無邪気さのある)画面の背景に
緻密で勤勉な手作業の存在が伺い知れる作品が多いが、

今回の展覧会では、
その制作過程で使用された様々な技法とその代表的な作例が紹介・展示されている。

クレーの作品、彼の芸術の制作過程(あるいは、芸術作品一般の構想・制作過程)等に
興味がある人にとっては、興味深い展示内容かと思う。

おすすめ度:☆☆☆+☆半分

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館

[開催情報]
会期 2011年5月31日~7月31日
会場 東京国立近代美術館
開館時間 10:00~17:00 (7月の金・土は20:00まで)
入場料 大人1500円、大学生1100円、高校生700円
公式ホームページ http://klee.exhn.jp/

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