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MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方展 レビュー

GWの前半、東京都現代美術館で開催中の
「MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方」展を鑑賞してきた。

「MOTアニュアル」は、当館が、
日本/東京の新しい美術をグループ展形式で紹介するものとして、
1999年より行っているシリーズ企画です。

11回目となる本年は、「Nearest Faraway 世界の深さのはかり方」を副題に、6人の作家により構成します。

いたるところでさまざまな価値観の転換期をむかえているような現代にあって、
美術の世界も例外ではありません。
本展では、身近にある素材といわば端的に手仕事と呼べるような技法を用いて、
自身の足元、そのよって立つところをあらためて問うような制作を続けている作家たちを紹介します。
展覧会公式ページより)

MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方展

MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方展

上記紹介の通り、
この「MOTアニュアル2011 世界の深さのはかり方」展は、

同時代の優れた現代美術作家を紹介するという趣旨で
東京都現代美術館が毎年開催している「MOTアニュアル」展の今年版で、

過去の数回の(私が見たことある)展示と同じく、
今年の展示も、出品作品の質、展示構成・展示方法の練られ方等の点で優れた内容かと思った。

出品作家は30代5名、40代1名の計6氏。

・冨井大裕
・木藤純子
・関根直子
・池内晶子
・椛田ちひろ
・八木良太

出品作品の中で個人的に特に面白いと思ったのは、

冨井大裕氏の、
身近な文房具(色鉛筆、画びょう、クリップ)、事務用品(段ボール箱)、
生活用品(プラスチック製の衣装ケース、タオル、食器用スポンジ)等を、

単独製品の色違い、複数製品の組み合わせ、あるいは左記両方の手法の併用で
何個(何本、何箱)も反復的に組み合わせたオブジェ作品
(『band and carton』、『four color sponges』、『case and towel』、『ゴールドフィンガー』等)や、

池内晶子氏の、
数メートル四方の展示エリアに、
中央の円形の空白を取り囲むように、細く繊細な赤い絹の糸を複雑に編み合わせて
抽象的な空間構成を作り出す、インスタレーション(?)作品
(『Knotted Thread-Red』) 等。

上記以外にも色々面白い作品が出品されており、
現代美術が好きな方には楽しめる展覧会かと思う。

おすすめ度:☆☆☆+ ☆半分

[開催情報]
会期  2011年2月26日~5月8日
会場 東京都現代美術館
開館時間 10:00~18:00
休館日 毎週月曜
入場料 大人1000円、大学生・65歳以上800円、中高生500円、小学生以下無料
公式ホームページ http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/123

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